導入事例

植生・ノイズ処理の負担を軽減。法面工事におけるScanX活用事例

株式会社総合開発 防災事業部 技術営業部 溝口様、浅野様
  • 建設業
  • 点群クラス分類
  • 災害対応

  • 事業分野:防災事業(法面保護・落石防護)
  • 地域:香川県
  • 使用工種:道路、ダム、河川などの法面工事
  • 使用機材:
     - UAV:PHANTOM 4 RTK、MATRICE 300 RTK+ZENMUSE P1
     - 地上レーザースキャナ:Trimble Xシリーズ
株式会社総合開発様は、香川県を中心に、防災分野の事業などを通じて地域の社会インフラの維持・安全に貢献されている企業です。今回は、法面の保護・補強や落石・斜面崩壊対策をリードされている防災事業部の担当者様にScanX導入の背景や活用方法、導入後の変化についてお話を伺いました。

点群活用の課題は植生とノイズの除去作業

総合開発様では、令和2年(2020年)頃から点群の活用を始められました。
「令和2年(2020年)頃から準備し、香川県でもICT活用工事が進んでいく流れに合わせて取り組みました。いまでは、香川県の法面工事ではICT活用が標準となっており、点群データの活用は業務の中核になっています。」

ただ、点群データの活用を進める中で、植生やノイズの除去に時間がかかるという課題が発生していました。
法枠工の法面などでは、ノイズ処理や残っている樹木の処理をすべて確認しながら進める必要があり、作業に3日ほどかかることもあります。」


そんな課題がある中で、点群処理をクラウドで高速に行える点や、植生・ノイズ除去を簡単に実施できる点が評価され、ScanXを導入いただきました。

ScanXは「植生・ノイズ除去」に特化。後工程は使い慣れたソフトで

総合開発様ではScanXは主に植生や不要なノイズを除去する用途に特化して使用されています。
ScanXでまず植生やノイズを落とす。その後の計測や成果につながる作業は 以前から導入しているSiTE-Scopeというソフトを使っています。役割分担がシンプルで明確なので、現場としても運用しやすいです。」

調査・概算、施工の工程でScanXを活用

総合開発様は法面の設計支援や施工などに特化されています。その中でどの用途でScanXを使用されているかをお伺いしました。
「1つ目のScanXの使用用途としては、工事着手前の調査・概算です。”対象エリアの面積を概算で把握したいという”相談に対して点群データを取得してノイズなどの処理をする工程でScanXを使っています。」
「2つ目は施工段階です。ICT活用工事の要件にあうように3次元点群を取得し、その点群を処理する場面で使っています。処理した点群データは他のソフトに移し、出来形計測などを行う流れです。」

オーバーハング地形部の地表面抽出の結果

ScanXは処理スピードと、クラウドならではの軽快さがポイント

ScanXを活用いただいている中で、ScanXの良さをお話しいただきました。
「ScanXの一番の良さは処理が早いところです。クラウドで動くので、作業体感としてサクサク進みます。現場側からすると、処理待ちのストレスが少ないのは大きいですね。」

また、ScanXの使いやすさという面でもご評価いただきました。
「使いにくいと思ったことはないですね。逆に言うとストレスなく使えているという意味ではとても使いやすいソフトだと思います。」

今後のScanXへの期待と展望

総合開発様から、ScanXの改善に対する期待の声をいただきました。
「特に点群の精度が求められるICT活用工事などでは、地表面を綺麗にフィルタリングする際に、パラメーターの設定でコツが必要な場合があります。ノウハウを自社でも貯めていきますが、ScanXのチームからもこのノウハウやコツをもっと発信いただけるとうれしいです。」
オーバーハングしている個所の地表面がもっと簡単に綺麗に出せるようになるとうれしいです。」
点群データの回転や移動を、より直感的に一括で簡単にできるようになると助かります。現場によっては点群を回転させて処理し、元に戻すこともあるので、その作業がスムーズになると運用の幅が広がります。」

ScanX導入を検討している方へのメッセージ

総合開発様から、ScanXの導入を検討されている企業様へのメッセージをいただきました。
「こういったツールは、結局やってみないと自社の現場での相性が分からないと思います。まず試して、その中で要望があればScanXチームに伝えてみるのが良いです。一緒に課題の解決に動いてくれるので、現場としても心強いです。」

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