お知らせ
3D点群データを処理・解析・共有「スキャン・エックス」新バージョンリリース

土木・建設業界のDX Webブラウザと汎用PCのみで点群データ処理が可能
レーザーやLiDARなど各種機器で取得した3D点群データをオンラインで高精度なクラス分類・解析が出来るソフト「スキャン・エックス(ScanX)」を提供するローカスブルー株式会社は、2022年6月15日(水)に新バージョン「ScanX Ver.2.0」をリリースします。
「ScanX Ver.2.0」は、3D点群データの分類精度が向上し、3D地図上に点群を表示、関係者間でのデータ共有時の管理セキュリティを強化しました。初めての方でも直感的に操作できる画面デザイン(UI/UX)に一新、月額29,800円[税込]より機能や用途に応じてプランが選べるようになります。さらにユーザーの皆様からのご要望により開発した機能も順次実装します。
「ScanX」は2020年9月にリリースし、現在40都道府県の建設、土木、測量業界をはじめとする皆様にご利用いただいております。「ScanX」は、これまで人手をかけていたタスクを自動化し、時間を節約、どなたでも均一な結果を生み出せます。Webブラウザと汎用PCだけで、複数現場のデータを複数ユーザーで同時に処理でき、作業時間の効率化も図れます。日本語対応。NETIS登録。令和3年度「i-Construction大賞」国土大臣賞受賞。

「ScanX Ver.2.0」の主な特長
(★がVer.2.0での新たなポイント)
Webブラウザと汎用PCだけで、自動処理された点群データを簡単・スムーズ・安全に共有
- LiDARなどで取得した点群データをScanXにアップロードするだけで、高度なクラス分類、ノイズ除去、地表面抽出が自動的に行われるため、これまで手作業で分類していた作業時間を他の業務に充てることが可能。
- 複数の点群データもScanX上で並列に自動処理が行われるため、時間短縮。
- 処理によりクラス分類された点群データは、共有リンク(URL)発行でスムーズに関係者共有。Webブラウザと汎用PCだけあれば共有先でも点群データの閲覧が可能。
- ★共有リンクの管理セキュリティを強化。ファイルやフォルダごとに管理者、編集者、閲覧者と権限を分けて共有できるように。データ閲覧のみの公開用リンクも発行可能。


点群データの自動分類の精度向上
- ★点群データの取得手段やエリアタイプ(山間部・都市部)などの特徴に応じた点群分類アルゴリズムを開発し、実装したことで分類精度が向上。
ベースマップ搭載、点群データ以外のデータ取り込みに対応

- 分類された点群データはベースマップ(3D地図)上に表示されるため、データ取得箇所がより明確でわかりやすく。計画や進捗状況などの説明時にも活用可能。
- ★点群データだけでなく、設計・測量関連の3D・2DデータがScanXに取り込めるようになり、点群データと重ねることが可能に。*対応データ種順次追加。
出来形帳票生成機能
- ★設計データと点群データをScanXにアップロードするだけで、国土交通省の土木工事施行管理基準および規格値に準拠した帳票出来形合否判定表を生成。*工程種順次追加。
利用機能やデータ容量、用途によりプラン選択が可能に
- ★月額29,800円(税込)より選べる3プランをご用意。初期費用不要、月額費用のみ。
ユーザーファーストな開発・機能実装
- ★深層学習を用いた点群分類、点群のモデル化、各種現場に応じた分類をScanXユーザーの皆様からのご要望に応じ、開発。現在実証実験中のため、今後順次実装予定。